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【タナカ】COLT Aircrewman HW R-model モデルガン
冷戦の初期段階において、アメリカ空軍の戦略航空軍団(SAC)には、ソビエト連邦上空まで核兵器を運ぶことや、爆撃機による直接攻撃が指示される可能性がありました。現在のようにスタンド・オフ・ミサイルなどが無い当時は、戦略爆撃機が敵地上空まで侵入しなければならず、飛行中に撃墜される危険性がありました。そこで空軍は乗組員向けに緊急用の軽量サイドアームの配備を急ぎました。 米空軍はコルトとS&Wの2社に開発を依頼し、試験的に両社の開発したモデルを約1200丁ずつ、合計2,400丁を発注しトライアルの目的も兼ね運用を開始しました。この時にコルト社が製造した1,189挺が、その後の歴史に名を刻む“コルト・エアクルーマン“です。 |